| 項目 |
防水工事の種類 |
| 防水工事仕様 |
X-2 |
超速硬化ウレタン防水工事 |
アクリルゴム系防水工事 |
アクリルゴム系防水工事 |
| ウレタン防水工事 |
| |
国土交通省仕様 |
A社 |
B社 |
C社 |
| 防水工事工程 |
1 |
接着プライマー |
プライマー |
プライマー |
プライマー |
| 0.2kg/㎡ |
0.2kg/㎡ |
0.2kg/㎡ |
0.15kg/㎡ |
| 2 |
ウレタン防水材補強布張り |
超速硬化ウレタン吹付け防水 |
水系アクリルゴム防水 |
水系アクリルゴム防水 |
| 0.3kg/㎡ |
1.6kg/㎡ |
1.5~2.0kg/㎡ |
0.5kg/㎡ |
| 3 |
ウレタン防水材 |
遮熱塗料 |
アクリル樹脂エマルジョン仕上塗料 |
水系アクリルゴム防水吹付け |
| 1.5kg/㎡ |
0.3kg/㎡ |
0.4kg/㎡ |
1.3kg/㎡ |
| 4 |
ウレタン防水材 |
|
|
水系アクリルゴム遮熱塗料 |
| 1.2kg/㎡ |
0.25kg/㎡ |
| 5 |
仕上塗料 |
|
|
水系アクリルゴム遮熱塗料 |
| 0.2kg/㎡ |
0.25kg/㎡ |
| 防水工事施工性 |
補強布併用手塗り施工タイプ。瓦棒屋根の場合、セルフレベリング性が高いため塗膜厚が不均一になりすい。補強布張りも困難な為現実的には適さない。 |
吹付け施工タイプ。瓦棒屋根の場合、セルフレベリング性がないため下地の凸凹に影響を受けず均一な塗膜厚が確保できる。数秒で材料が硬化する。 |
吹付け施工タイプ。瓦棒屋根の場合、セルフレベリング性がないため下地の凸凹に影響を受けず均一な塗膜厚が確保できる。 |
吹付け施工タイプ。瓦棒屋根の場合、セルフレベリング性がないため下地の凸凹に影響を受けず均一な塗膜厚が確保できる。 |
| × |
◎ |
〇 |
〇 |
| 防水工事性能 |
ウレタンゴム系 JIS A 6021 適合品。下地追従性に優れる。高い塗膜物性を有する。 |
ウレタンゴム JIS A 6021以上の物性。高い下地追従性能と非常に高い塗膜物性を有する。 |
高い下地追従性能を有しているが、塗膜自体の物性が低いため、長期耐久性能は低い。 |
塗膜物性は高いが、下地追従性能が低いため、長期耐久性能は低い。 |
| 〇 |
◎ |
× |
△ |
| 防水耐候性 |
耐候性は仕上塗料(アクリルウレタン系)に依存する。 |
耐候性は仕上塗料に依存するが、遮熱仕上のため長期間維持できる。 |
耐候性は仕上塗料(アクリルエマルジョン仕上塗料)に依存する。 |
耐候性は仕上塗料に依存するが、遮熱仕上のため長期間維持できる。 |
| △ |
〇 |
△ |
△ |
| 防水工事の防水環境対応性 |
構成部材は、揮発性有機化合物を含んでいる。 |
超速硬化ウレタンには、揮発性有機化合物が含まれていない無溶剤型。吹付け施工の際に飛散の問題があり施工に注意は要する。 |
水系の材料のため、揮発性有機化合物が含まれていない無溶剤型。吹付け施工の際に飛散の問題があり施工に注意は要する。 |
水系の材料のため、揮発性有機化合物が含まれていない無溶剤型。吹付け施工の際に飛散の問題があり施工に注意は要する。 |
| △ |
〇 |
〇 |
〇 |
| 防水工事の遮熱性能 |
トップコートの色が濃いと蓄熱しやすい。 |
遮熱塗料のため、夏場の表面温度を20℃程度低下できる。 |
シルバー仕上の場合、多少の遮熱効果あり。 |
遮熱塗料仕上採用により、夏場の表面温度を20℃程低下できる。 |
| △ |
◎ |
〇 |
◎ |
| 防水工事設計価格 |
6,200/㎡ |
6,700/㎡ |
5,900/㎡ |
3,800/㎡ |
| 防水工事ライフサイクルコスト |
仕上塗料(アクリルウレタン系)の劣化に伴い塗替えが必要、早めの修繕によりコストダウンが図れる。 |
仕上塗料 遮熱仕上のため高耐久早めの修繕によりコストダウンが図れる。 |
仕上塗料(アクリルウレタン系)の劣化に伴い塗替えが必要、早めの修繕によりコストダウンが図れる。 |
仕上塗料(アクリルウレタン系)の劣化に伴い塗替えが必要、遮熱仕上のため高耐久早めの修繕によりコストダウンが図れる。 |
| △ |
〇 |
△ |
〇 |
| 防水工事総合評価 |
材料の防水性能はあるが、施工性を考慮すると適さない。 |
材料特性・施工性とも金属屋根改修に適した工法。遮熱効果も期待できる。 |
環境対応面で優れるが、トップコートの耐久性、防水性能が、やや不安。実績も少ない。 |
環境対応面・コスト面に優れるが、屋根防水での実績、防水性能が、やや不安。 |
| × |
◎ |
△ |
〇 |